当講座は20244月に東洋食品研究所により、東京大学 大学院農学生命科学研究科に開講された寄付講座です。前身は2003年から2018年まで15年間活動を行ってきたILSI Japan寄付講座「機能性食品ゲノミクス」、2019年から2023年まで約15社の食品企業の共同支援(総称:食品産業コンソーシアム)により5年間活動を行ってきた食品機能学寄付講座(第1期)です。

当講座では生活の質QOL)の向上やWell-beingを目指し、食品の栄養性・嗜好性・恒常性維持を統合的に解析する「食品機能学」を研究の柱としています。具体的には、①未病状態に関与する栄養素、食品成分とその作用メカニズム、②健康状態(恒常性)に直結する国際的課題解決、③食の中枢感覚のデータサイエンス、に関する諸研究を対象といたします。

モデル生物等を用い、分子生物学・生化学をベースにした統合的解析によって、個々の課題を解決し、そこから普遍的な食品の機能=食の力を明らかにしていきたいと考えています。

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